久しぶりに聴きたくなったからCDラックを探したけれど見つけられなかったので、また買ってしまった。
数年に一度なぜか無性に聴きたくなってしまうアルバム。
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METALLICAのように硬質なイメージではなく、MEGADETHのようにメロディックでなく、SLAYERのようにエクストリームなアグレッションを撒き散らすわけでなく。
ANTHRAXの面白さってなんだろうって考えたら、様々なストリート音楽をリズミックに自分たちのスタイルに消化してフュージョンさせていく無節操さなのかな。
ラップ、ヒップホップからベンチャーズまでカバーした未発表音源、未収録音源、ライブ音源やお遊びの音源ばかり集めたEPでのB面扱いばかりを集めたミニアルバム。と言っても12曲もはいってるし。
シリアスに音楽を捉えるメインストリームのアプローチを自ら脱線して、自分たちが楽しむための音楽を作って、それが商業ルートでもワークしてしまうという、ある意味では理想形だよなあ。
さらにサイドプロジェクトとしてやってるSODなんかキレキレで神がかっていたし。ライブ アット ブドーカンってライブアルバム凄い好きだなあ。ブドーカンでやってないところが凄い好きだし。
いつかそんなアプローチで楽しく脱線した音源をカタチにするのもいいなあ。本気で遊ぶのって、活動にも気持ちにもとてつもなく余裕がないとできない神業だなあと。
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