自分の場合メインワークであるNEXT ORDERやゲーム音楽、演劇とのコラボなど様々なシチュエーションで演奏しているのですが、スタイルによってエフェクターの組み合わせを変えることはありません。
少しずつ音源と共に紹介していきます。
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基本セッティング
歪みに関しては個人的にこだわっているポイントがあり、そのポイントを満たすエフェクターを探しているうちに現在のセッティングに行き着きました。
そのポイントとは音抜けが良いこと、音が太い事、そして価格が安い事です。
自宅で使うわけでなく、ライブなどでハードユーズするので、高価なエフェクターを一台大切に所有するより、安価なモデルをスペアを含めて何台も持っている方が現実的なのです。もちろん音質がよい事が条件ですが。
この基本セッティングでは二つの歪みを使用しています。
一つはオーバードライブとしてのINFINITY ACTIVATORで、もう一つはZOOM505-IIなのですが、ZOOM505-IIは20年前位に生産されていたビギナー向けの安価なマルチエフェクターです。
このエフェクターのディストーションの音質が何故か異様にハイクオリティなので、最近2年ほどはこのディストーションしか使っていません。今回はこちらの紹介です。
こちらのリンクで改造方法も紹介しています。
ギター初心者セットのお手頃エフェクターを使いこなすミッション
NEXT ORDERでは最新ライブレコーディング作品「CHRONOSYSTEM」(2014年11月発売)でフルにこのエフェクターを使っています。いくつかの雑誌のレビューでもそのディストーションの音質が絶賛されています。
NEXT ORDERの動画もリンクしておきます。
ゲーム音楽のレコーディングでも、ここ数年はこのエフェクターばかりです。
最近では以下のゲームで使っています。
カードファイト!!ヴァンガード ライド トゥ ビクトリー!!
カードファイト!! ヴァンガード ロック オン ビクトリー!!
アルカディアスの戦姫
このエフェクターの音質の雰囲気を伝えやすいようにリズムマシーンの上で適当にソロをとっています。この動画ではZOOM 505-IIのディストーションとディレイだけです。
高価なエフェクターでも安価なエフェクターでも最終的には自分の好みの音色が出ればそれでOKなのですが、自分の場合ZOOM 505-IIがちょうどフィットしていたみたいです。
どちらかというと高い機材ではやりの音をつくるより、安い機材を極限まで使いこなす所にロマンを感じてしまいます。
生産終了品が多いですが、ディレイやループ、ワウなど少しずつアップしていきます。