ライブやレコーディングに使用したアンプを少しずつ紹介していきます。
そのいくつかは生産終了品で現在は入手不可能なのですが、中古楽器として時々流通しています。
まずはMUSICMANの真空管アンプです。
NEXT ORDERの夏のライブレコーディングツアー中に立ち寄ったリハーサルスタジオに置いてあったものを、お店の了承をもらってリハーサルで使ってみたところ即ゲットしたくなり。。。
お店にお願いしたら実は個人所有のもので、その持ち主にお願いしたのですが、売却は無理とのことでした。
調べたら1970年代の製品で年に一台オークションに出品されるかされないかという激レアなものでした。
そりゃ売りたくないわなー。
そのレコーディングツアー中はPOLYTONEのトランジスタアンプでのレコーディングだったのですが、一度MUSICMANの真空管の感覚を体感できたため、かなりその体験が役立ちました。
その音圧感や太さの感覚をカラダで覚えていたので、POLYTONEである程度近いところまで持っていく事ができました。
そのレコーディングツアーで録音されたのが以下の2枚組アルバムです。
NEXT ORDER 5thアルバム「LIVE-INTENSIFIED」
このアルバムはアメリカのギターフュージョンチャートで発売即1位になり、そのおかげで過去のアルバムも一気にチャートの上位を独占したNEXT ORDERの代表作の一つです。
そして前作から2年、MUSICMANのアンプを入手しレコーディングしたアルバムが以下のアルバムです。
NEXT ORDER 6thアルバム「THE END OF THE BEGINNING」
こちらのアルバムはディスクユニオンをはじめ多くの国内レコード店で強力なプッシュを得て、さらなる飛躍をNEXT ORDERにもたらしました。
ディスクユニオンでは、日本を代表するテクニカルインストバンドとのキャッチフレーズでスペシャルプロモーションページもつくっていただきました。感謝!!!
ディスクユニオンのNEXT ORDERプロモーションページ
ツイン・ギタリストそれぞれのしなやかな指の動きから放たれる超絶フュージョンと激情のハードコアという二面性を時には融合し、そしてシフト・チェンジする日本を代表するテクニカル・インストゥルメンタル・バンドの6枚目。全てのアルバムがライヴ録音で製作されるこのバンドの熱量をしっかり封じ込めた最高の作品になりました。ライヴ・バンドだからこそ出せる押しと引きの間がが絶妙で変拍子になろうが、バランスが変わらないというのは流石としか言い様がない。(ディスクユニオン)
このアルバムで大活躍したのがMUSICMANの210 HD 130でした。10インチスピーカー2発、130ワットという意味です。
今はライブシチュエーションでは少しお休みしていますが、この次のアルバムまでこの真空管アンプが大活躍してくれました。
お疲れさまでした。